クサカクのカベヤです。
激烈お久しぶりです。
これは、草野球チームのメンバーをネットで募集していく際に考えておきたい、個人的に大切だと考えていることです。
「そんなことは考えたことがない」
「そんなルール決める必要あるの?」
「問題になったことないし、今後もないと思う」
という人もいるかもしれませんが、
・ネット募集を続けていく
・ある程度人数が多い
という状況であれば、ぜひ一緒に考えてみてほしいです。
・保険の営業さん
・MLM
・宗教の勧誘、広報活動
・セミナー
を否定する内容ではございません。
草野球チームを運営していると、どうしても付きまとうのが、”人数不足”という課題です。
これは切っても切れない関係です。
草野球は1試合が9人または10人で行われるもので、クサカクが所属するリーグでは試合時間が1時間15-30分です。
足りなければ、助っ人を依頼しなければなりません。
仮に毎回15人集まったとしても、出場機会が満足に与えられません。
全員打順にしたとしても、1時間15分では1打席のみというケースも出てきてしまいます。
結局、毎回うまいこと10人くらいになるのがベストなのです。
ただ、普通にやってもそんなうまいこといきません。
なので、クサカクではかれこれ2013年〜ネットで募集を続けて人数を増やし続けてきました。
現在100名を超えるメンバーがおり、複数の試合を組むことでプレーを希望する全員が野球を楽しめるようにすることと、どこかの試合で人数が足りないとしても自前で助っ人を出せるような体制を目指して運営してきました。
クサカクと同じように、常にネット募集を続けていて、たくさんのメンバーを抱えているチームは他にもいると思います。
”都市部でネット募集をする”という性質上、そもそも転勤や就職などがきっかけで入ってくるメンバーが多いため、反対も然り転居する人もいるため自然と入れ替わりが激しくなります。
常に新陳代謝を繰り返す、100名規模のコミュニティ。
これが何を指すか、ということを考えてください。
「草野球を楽しむ」
「友達を増やす」
以外の目的を持って草野球チームに参加している人にとっては、この上なく”おいしい”環境なのです。
おいしすぎるんです。
何か(サービスや商品、思想など)を広めたいと考える時、1番に取り組むことは”とにかく人に会うこと”です。
アポ取りです。
カベヤもいい感じにオジサンになってきましたので、街を歩いているだけでオープンハウスとかのマンション営業さんがダッシュで駆け寄ってきて声をかけられます。
たまに面白い人がいて、ついウケちゃうと断りにくいのでけっこう苦手です。
あなたも、イオンモールで歩いているとウォーターサーバーの営業さんに声をかけられるという経験があると思います。
とにかく、アタックする。
ただ、こうして街中の他人に声をかけていくスタイルはとても打率が低いです。
精神的にも体力的にも大変な作業です。
そこで、ある程度の関係性を作ってから本題に切り込む方法を取ると、打率が跳ね上がります。
BBQ大会や飲み会を開いたり、まずは関係ないことで仲良くなってから本題を切り出す、というのが世の中で当たり前に行われていることです。
でも、これが難しいです。
いきなりBBQや飲み会やるよ〜と言っても、人はそう簡単に来てくれません。
「これってなんの集まり?」
となるんです。
そうです、本題を隠している以上、集まりに名義がないんです。
”会社の同僚”
”学生時代の友人”
”アイドルの追っかけ仲間”
”友達ファミリー”
”町内会”
みたいなのがないんです。
そうして本題を隠してBBQを開催すると、「これってなんの集まり?」となるのは目に見えています。
かといって、1からコミュニティを作るというのは骨が折れるし、結構な遠回りです。
そこで、こうなります。
「ならば、既に出来上がっているコミュニティに入ってみよう」
もし自分が野球が得意だとしたら、迷わず草野球チームを選びます。
ネットで募集していたら入りやすいです。
人数が多かったら最高です。
入ってみたら入れ替わりが激しく、毎年新しいアポが取れる状況だったらもっと最高。
初心者歓迎と謳っていれば、野球のレベルとしても優位に立てるので何段飛ばしかでチーム内での地位も上位に行けそうと考えるかもしれません。
(実力不問とどれだけ言っていても、結局、野球が上手いと尊敬されますよね)
試合の内容よりも交流を大事にしているチームなら、試合後に食事をする機会も多いと思います。
関係性が作りやすいですし、グラウンドで共に汗を流した後の会話ではよりパーソナルな部分の話も聞けそうです。
「実は給料が上がらなくてしんどい」
「人間関係で悩んでいる」
「将来が不安」
なんて会話が飛び出すかもしれません。
ここまできたら、本題を切り出すのに時間はかからないでしょう。
何かを提案したり、誘ったり、誰かを紹介されます。
何かを提案したり、誘ったり、紹介された時に、メンバーはこんな風に考えます。
・こわ、なんか話が変わってきたぞ(警戒)
・へえ、そういうのがあるんだ(無関心)
・おー、いいじゃん(ノリノリ)
受け止め方は人それぞれで、そもそも違法ではない(やり方によるけど)ので、ダメなことではないんです。
話を聞いた本人にとっては、聞きたかった情報かもしれないし、運命の出会いとなる可能性だってあります。
なので、”良いか悪いか”は置いておいて、”自分が運営するチームではどういうスタンスを取るか?”が大切です。
問題ないんじゃね、と思うのであれば、それでいいと思います。
草野球以外の目的を持った人たちが続々と集まるようになり、それはマルシェのように、はたまた異業種交流会のように、ビジネスの側面も持ちながら活動するという形もそれはそれで活気があって素敵だと思います。属性的に、エネルギーに満ちた人が多いですし、試合の雰囲気も参加率も期待できそうです。
ただ、”つもり”が違う人はごめんだということなら、ルールが必要です。
僕は、”つもり”が違う時にすごく残念な気持ちになります。
デートの”つもり”で行ったら、その子には彼氏がいた。
旧友と楽しいサシ飲みの”つもり”が、融資のお願いだった。
ただのBBQの”つもり”が、副業の話をされた。
草野球の”つもり”で参加したのに、宗教の勧誘だった。
”つもり”が違う人とは、同じ空間で同じことを楽しんでいたとしても、その人はどこか違うところを見ているような、なんとも言えない違和感を覚えます。
こっちはプライベートモードなのに、スイッチONで接してくるのはなんとなく不自然です。
目的が違うんなら、来ないでほしいんです。
そう思ったので、ルールを設けています。
38.クサカク内で生命保険や投資やMLMなどのビジネス活動、宗教などの勧誘行為を禁止とする。見つけた場合はすぐに報告すること。(お店やサービスの宣伝など、代表が許可した場合を除く)
と記しています。
メンバーがお店とかしてたら応援したいので、例外も設けています。
基準としては、自分からグイグイアポ取っていくプッシュ型の活動はNGで、気が向いたメンバーが自らお店を訪れるようなプル型ならいいかな〜と思っています。
「活動はしないので、入れてもらえませんか?」と言われたことがあります。
その時はどうしたのかというと、もちろん入部を許可しました。
実際に、その人は純粋に野球を楽しみ、飲み会でもそのような話はしませんでした。(少なくとも僕の知る範囲では)
すごくいい奴なんだけど、それでは儲からないだろうから、少し心配でした。
問題になるケースは、そもそも規約をよく読んでいないか、反論としての屁理屈が用意してある場合です。
「勧誘はしていない。ビジネス活動でもない。俺がいいなと思ったものを、友達に教えるのって普通じゃない?美味しいお店とか見つけたら人に伝えるでしょ?一緒なんだけど。」
みたいなこと言います。
ガッツリ活動する人は流石にいろいろな経験をしてきているので、そういう根性のあるタイプは反論はキッチリと用意されています。
草野球チームを運営していて1番やりたくないことは、メンバーを退部させることです。
円満に辞めさせる、なんてことは不可能です。
こちらにそんなつもりはなくとも、本人には仕事を否定された、と捉えられかねません。
ただ、根性のある仕事ガチ勢はガンガンいきます。アグレッシブに、アポ取れそうなメンバーには片っ端からアポ取ります。
知らないうちに、
「クサカクね、辞めたんだよね。あそこはね、MLMとか生命保険とか宗教とかめっちゃ勧誘されるから辞めといた方がいいよ」
とか言われちゃうんです。
勝手なこと言ってもらっちゃ困ります。
クサカクでは、コミュニティを守るという意味で、ルールが必要と考えました。
クサカクは今後も、作為的な意図がない場所であり、純粋に草野球と交流を楽しめるコミュニティとして運営していきたいです。
