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「カベヤさんは文章がうまいからたくさん応募が来るんですよね」
先日、こんなことを言われました。
たしかに、言われてみれば僕は文章を書くのが好きです。
しゃべることに比べれば得意です。
高校の時も、赤点だらけだった中で現代文のテストだけは勉強しなくても高得点できる自信がありました。
今もこうしてブログ書いてるし。
でも、誰にも真似できないほど上手ってわけじゃないし、ちょっと文章がうまいくらいでは1年に100人以上もの応募はもらえません。
人口が多い地域であるとか、各種 SNSを効果的な使い方をできているかとか、周りがやってないことをやったからだとか、運がいいとか、純粋に僕の実力っていうよりはいろんな条件が重なった結果だと思います。
ただ、たしかにSNSやインターネット掲示板でのメンバー募集の文章を見ていて、
「いやいや、これじゃ新メンバー来ねえだろ」
と思う文章も多いです。
かと言って、文章を書くのが苦手でも会ってみると素晴らしい人柄の代表者さんもいます。
そんな、
文章が苦手なんだけどなんとかして人が集まる文章を書きたい!!
という人に対して、僕なりのチェックポイントをお伝えしたいと思います。
①情報は多いくらいでちょうどいい!
一番多いのが、文章短すぎて応募しようにも不安しかないパターンです。
タイトル:メンバー募集
本文:今年度の新規メンバーを募集したいと思います。まずは体験にお越しください。ご連絡お待ちしております。
いやいや、うそだろ、、、?
って思いますが、実際にこんな感じのやつ多いです。
これ、文章上手いとか下手とか関係ないっしょ!?(笑)
圧倒的情報不足。
これに尽きます。
長文すぎるくらいでちょうどいいです。
見る人は不安ですから、情報が多ければ多いほど安心します。
一番いいのは写真や動画で視覚的に情報をあげることです。
今時の集客はいろんなメディアを見て複合的に判断すると言われているので、インスタグラムやってますとか、ユーチューブやってますって書いとけば気になった人は見にいってくれます。
②質問を先回りしてつぶしとけ!
先ほどの情報が足りないというのと少しかぶりますが、
「何を書けばいいかわからない」という人にオススメなのは、質問を先回りしてつぶしておくことです。
メンバー募集かけてるとよく聞かれることってないですか?
多いのは、
「活動場所はどこですか?」
「参加費はいくらですか?」
「曜日や時間帯はいつですか?」
でしょうか。
中には、
「初心者ですが大丈夫ですか」
「友達と行ってもいいですか?」
「掛け持ちは可能ですか?」
「車がないのですが大丈夫ですか?」
「飲み会などはありますか?」
「人見知りですが大丈夫ですか?」
なんて質問もあるかもしれませんね。
あなたのチームに応募してくる人は、何を聞きたいのか想像してみてください。
これやっておくと、質問が減るので楽なのと、書いてあるのに質問してくる人もいるので「あ、こいつちゃんと読んでねえな」となり、入部をお断りする材料になります。おすすめ。
③どんな人に入ってほしいですか?
「こんな人はお断り」
「こんな人は歓迎」
というのを書いとくといいです。
ズラーっと、事細かに。(笑)
あなたのチームに入ってきてほしい人の特徴、入ってきてほしくない人の特徴を並べましょう。
・お金が払える
・連絡がしっかりできる
はどんなチームでも鉄則でしょうね。
・他のメンバーをいじめない
・マネージャーに遊びで手を出さない
とかも個人的には入れたいです。(笑)
ここで「俺はこういう人に来てほしいんだけど、あなたはどうですか?」と確認ができる訳ですね。
④タイトル大事よ!
ていうかそもそも、募集記事を見てもらわないと話にならないでしょ?
タイトルが悪いと見る気にならないんですよ。
「メンバー募集」
「2020年度新メンバー募集中!」
とかは全然ダメです。
草野球の募集は、少なくとも地域とは必須です。
「名古屋で日曜日に草野球をしたい人はいませんか?」
とかにしておけば、名古屋で日曜に活動しているチームを探している人は見てくれます。
逆に、「メンバー募集」というタイトルでふたを開けてみたら「平日の早朝で片道2時間の距離だった」となれば、
書いとけや!!タコ!!!
ってなります。
あなたの求める人材が思わず開いてしまうような素敵なタイトルを考えてみましょうね!
⑤読みやすくして!頼むから!
読みにくいものが多いです。
書いてから、自分で一度音読してみてください。
・改行する
・日本語がおかしいとこ直す
・段落ごとにまとめる
というのは特別なことではなくごくごく当り前ですが、これができてない読みにくい文章ってけっこう多いんです。
例として読みにくい文章をスクショして紹介したいところですが、やめておきます。(笑)
⑥方向性、ストーリー、想いなどを記入しよう!
これができたら最高です。
実はこれが一番大切です。
・どんな経緯で草野球チームを立ち上げたのか
・どんな草野球チームにしたいのか
・なぜ募集するのか
・目標やチームにかける想い
・過去に乗り越えてきたトラブルや悩み
思い返せばいろいろとあるはずです。
草野球チームの運営は決して楽じゃないので、あなたもきっといろんな思いがあるはずなんです。
それを文字に起こしておきましょう。
あなたの想いに共感して入部してきてくれた人は、きっと心強い味方になるはずです。
文章の上手い下手じゃない!
こうして書き出してみると、やっぱり文章の上手い下手じゃないですね。
伝えるべきことをきちんと伝えること。
文章が苦手な人も、書いたものを音読すればだいたい改善点は分かるはずです。
応募してきてくれる未来の仲間に対する”思いやり”こそが大事なことではないでしょうか。
あなたの草野球チームが盛り上がりますように!