カベヤです。
目次
野球経験ゼロから草野球の世界に飛び込むあなたに、知っておいてほしいことがあります。
野球は超楽しいです。
未経験でも、ぜひやってみてください。
ただ、どんな世界にも『習わし』や『暗黙のルール』がありますが、野球界も例外ではありません。
知っておかないとトラブルになりかねないので、ぜひ参考してください。
草野球チームを7年間運営するカベヤが独断と偏見でお伝えします。
1、ランナーコーチをしよう
ベースコーチとも言います。
ランナーの走塁を指示する人ですが、レベルの高い野球だと監督に代わって作戦を伝えたりもします。
とはいえ、草野球の大半はただ突っ立ってることが多いです。
ガチ勢のチームならそもそも初心者は入れないと思うので、初心者を受け入れてくれた時点でランナーコーチなんて誰でもいいはず。笑
ランナーコーチがいないと審判に怒られるので、とりあえず立たせておくかって感じです。
初心者はとりあえず、ランナーコーチに行ってあげるようにするとチームの人から感謝されます。
かと言って、「おい、お前行って来い」なんて、毎回パシリみたいにされるならそんなチームやめちゃいましょうね。
基本的には、前の回のラストバッターなどが行います。
2、ファールボールを取りに行こう
これが1番カンタンかもしれません。
ルールなんて知らなくてもできます。
審判が『ファール!』って言ったら取りに行けばいんです。
草野球は狭い球場で行うこともしばしばで、球場外にボールが出てしまうことも多いです。
基本的には、攻撃側がボールを取りに行かないといけません。
取りに行かないと審判に怒られちゃいます。
ぜひ、ボールの捜索を積極的にやってみてくださいね。
マネージャーばっかり口説いてないで、動きましょう。
チームメイトはそういうの見てますよ!
取ってきたボールは、軽く拭いて審判に渡しましょう。
3、バットを引こう
バッターは打った後、バットを置いて走っていきます。
そのバットは、次のバッターがベンチまで引いておかないといけないんですね。
危険ですし、次のプレー時に邪魔なので。
言われないと初心者の人にはわからないのですが、「おい!バット引けよ!」なんてキレられた日には辛くなっちゃうので、知っておいてください。
審判にもよく怒られるやつです。
4、ユニフォームちゃんと着よう
初心者の人で、シャツを外に出していたり、ズボンを腰履きしていたりすることがあります。
帽子を後ろにかぶったりとか。
僕は草野球だし、練習ならいいじゃんとか思ってしまうのですが、これ、けっこう嫌われます。
とっても感じが悪くて、「あいつ、下手くそなくせにふざけやがって!」って怒ってくる人もいるかもしれないので気をつけてね!
ファッションは大事にしたいですが、だらしないのは基本的にはダメです。
5、道具を大切にしよう
先日、野球youtuberのクーニンさんが動画の中でグラブを地面に叩きつけていると話題になっていました。
『道具を大切にしない奴はクソ!』
『野球をやる資格ない!』
『だから下手くそなんだよ!』
とかなんとか、メタメタに言われていました。
ぶっちゃけ、プロでもグラブ投げちゃう人たくさんいるのですが、やっぱり良くないです。
プロは人生かかってますからね、興奮しすぎてグラブ投げたこととか記憶にないんじゃないかな(笑)
野球をしっかりやってきて、道具を大切にしている人がチームにいる場合、とてつもない反感を買うことになります。
・グラブを投げる
・ボールを蹴る
・バットを無駄に投げる
などの行為はやめましょう。
まあ、常識ある人なら普通はやらないよね?
6、タバコはグラウンド外で
実は野球界って喫煙率高いんです。
もしかするとこれから入るチームでもタバコ吸う人がいるかもしれません。
僕はタバコ大嫌いなので、ポイ捨てとかを見つけたらブチ切れますし、ベンチで吸おうものなら退部させちゃうかもしれません。
まあ、うちにそんな奴はいないのですが、野球場に吸い殻が落ちてることもしばしばあるので、悲しいです。
いくらタバコを吸っている人がいても、あなたは吸わないでください!
吸うなら、グラウンド外で!
ケータイ灰皿持参でお願いします。
7、ピッチャーやりたいならまずは練習
初心者に限って、ピッチャーをやりたがるというのはあるあるです。
そして、いざやらせてみると、
・ストライク入らない
・無駄に変化球投げたがる
・牽制できない、セットポジション知らない、盗塁されまくり
・ベースカバーできない
という状態になりがちです。
ピッチャーをやりたがるのは結構なことですが、ピッチャーは野球の試合においては中心になるポジションです。
まずは練習から。
テレビでプロ野球を見ていると『打たれた』『抑えた』に集中してしまいがちですが、実はそれ以外にもたくさん覚えることがあるので、練習しましょうね。
逆に、練習の時は積極的に投げること。
8、野手にも細かい動きがある
希望ポジションは、堂々と言いましょう!
その上で、希望するポジションの動きを学ばないといけません。
外野手は比較的考えることが少ないので、初心者はまず外野手にされがちです。
外野も大事ですけどね。
内野手なら、
・ピッチャーからの牽制をもらって、ランナーが盗塁をしにくくする
・ベースカバー
・バント処理
・状況によって守備位置を変える
といったことが必要になります。
来た球を捕ってりゃいいってわけじゃないんです。
初心者にレベルの高いことは要求されないとは思いますが、こういった動きができると「初心者なのに野球を良く知ってるな」と感心されます。
どんどん勉強しちゃってください。
野球経験者でもこういった動きができない人なんてたくさんいます。
恥ずかしながら、僕もファーストしか経験してないので他はよくわかりません。笑
9、グラウンド整備しよう
野球のグラウンドは、使い終わったら自分たちで整備するのが常識です。
連盟などによっては勝ったチームが整備するなどのルールがあったりもしますが、どっちにしろ整備して怒られることはありません。
すすんで整備をしましょう。
整備してあるグラウンドには、プレー以外の目的でなるべく入らないでください。
綺麗なグラウンドになんの用事もなく入ったら、怒られます。
あと、審判が引いてくれた白いラインは踏んではいけません!
またいでね。
10、仲間や相手チームをディスらない
野球って、ヤジが多いんですよ。
プロ野球の試合を見に言っても、ずっとヤジってるおっちゃんとかいるし。
少年野球でも声を揃えて『ピッチャービビってる♫へいへいへい♬』なんて言ったりしますからね。
(ていうか、あれ、指導者としてどうなのよ。)
それに習って、「あ、野球はヤジっていんだ」と思ってはいけません。
良いわけがありません。
ダメです。
仲間内でいじられキャラだとしても、いじりすぎには注意です。
持論としては、『しっかりと笑いに着地していて、いじられてる側にメリットがあればいじっても良い』と思っていますが、これって難しいです。
お笑い芸人はプロで、番組制作の意図などもあって仕事でいじっているわけですが、素人が下手にいじってもクソ寒いです。
いじるの下手な人は、やめておいたほうが無難かと。
11、審判をやろう
いきなり審判はできるわけはないですが、なるべく早くできるようになりましょう。
練習試合などでは自分たちで審判をすることも多いです。
そうなると、ある程度まともにジャッジできる人が審判をしないといけません。
しかも審判って、みんなやりたくないんです。
自然と、優しい人や責任感の強い人がやる羽目になります。
まさに僕のことですね。
「僕、審判できます!」なんて言ったらすごく喜ばれると思います。
キャッチャーにはこっそり、「初心者でして、ミスがあるかもしれないんで、指摘してくださいね」と言っておくといいでしょう。
たまにケチつけてくる人がいますけど、みんな審判やりたくないのでそこまで言われないはずです。
嫌なことはみんなでやってきたいですね!
だいたい、こんなところでしょうか
何か言い忘れているような気もしますが、こんなところだと思います。
サーフィンって、1つの波に1人しか乗っちゃいけないそうですね。
ゴルフって、グリーンの上を走ったりしたらドチャクソ怒られるそうです。
どんな世界にも、その世界だけでは当たり前となっているルールってあるんですよね。
色々言ったので、少し嫌になってしまったかもしれません。
でも、草野球は基本的にゆるいので心配しないでください。
常識を持って楽しめばそんなに怖い世界ではないはずです。
野球をこれから始める方は、ぜひチームメイトに好かれてもらって、野球をどんどん好きになっていってもらいたいです。
初心者歓迎チームって少ないので、見つからない人はうちに来たらいいですよ!
いい人なら入れてあげます☺️