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2020年12月をもちまして、クサカクメンバーは全員自由契約といたします!
「いきなりなんだ!?穏やかじゃないなあ」と思われたことでしょう。
しかし、決めました。
クサカクは次々と楽しいことを実現していき、素敵なメンバーが増えていき、第三者目線で見ればいかにも順風満帆です。
しかし、その裏で。
実のところ、代表カベヤの悩みは尽きません。
「どうすれば、今よりももっとみんなが楽しめるクサカクにできるのか」
人数が増えれば増えるほど未知の体験との連続となり、学びと実践をもって毎日悪戦苦闘しております。
その中で一つのことを決めました。
よし、一回全員クビにしよう!
また壁谷がおかしなことを言い出しました。
想いや目的をしっかりと説明したいので、関係者の方はぜひ最後まで読んでください。
今後クサカクは全員を1年契約とします。
きっかけはこちらのツイートを見かけたことです。
改めて、かるまる池袋の振り返り。
— EveryOne’s@群馬・高崎・前橋の草野球チーム (@EveryOnes_bbc) November 13, 2020
こんな都会のど真ん中にあるビルに、サウナが入っているのだろうか…という不安を他所に、入れば納得。
9階、10階がメゾネット形式になっていて充分すぎるほどの広さになっていた。
浴場内は常にスタッフの方が居て、洗い場などはすごく綺麗に整理されていた。
↓
すみません、間違えました。
ついつい、カベヤが大好きなサウナ関連のツイートを貼り付けてしまいました。(サウナ行きたい)
気を取り直して、こちらです。
当チームは、11月の自主トレ期間終了後に一旦全メンバーがFAとなります。
— EveryOne’s@群馬・高崎・前橋の草野球チーム (@EveryOnes_bbc) November 6, 2020
今期の会計報告と来季の予算案(年会費提示)、活動方針を示した上で、納得していただいた場合に再度1年契約となります。
来期は、今年のように ¥2000/年 とはいかないので、ある意味では草野球への「本気度」が試されます。
このツイートを見て、ピンときました。
これだ!よし、パクろう!
そんな突然のパクリで、これからクサカクメンバーは1年契約となりました。(エブリワンズさん天才、大好き)
なぜ1年契約にするのか
1年契約システムを採用した理由をご説明いたします。
辞めたきゃ辞めてください
クサカクは趣味の集まりです。
8年前の創設メンバーを除いて、「頼むからうちに入ってくれ!」と誰かに対して壁谷の方からお願いして来てもらったことはありません。
みんな、無数にある草野球チームの中から少なからず「クサカクで野球がやりたい」という事で決断し、応募してきてくれたメンバーだと思っています。
しかし、実際にやっていく中ですれ違っていくことはあるでしょう。
不満に思うこともあるでしょう。
当り前です。
僕の”楽しい”と、みんなの”楽しい”は違います。
人の数だけ、正解があります。
もしクサカクでは草野球を楽しめないと感じるのであれば、辞めればいいんです。
最悪なのは、
惰性で、「つまんないなあ~」「あいつ気に食わないなあ~」「こういうところ不満だなあ~」なんて思いながらも、付き合いでなんとな〜く続ける。
そんな人がいたらどうでしょうか。
僕も楽しくないです。
他のメンバーも気を遣うと思います。
なにより、せっかくの休日を楽しめていないなんて人生においてものすごい損失じゃないですか。
もったいない。もったいないオバケもびっくりです。
これまでに何人も(本当に何人も…)チームを去っていきましたが、カベヤは、「辞めます」という人を引き留めたことは1度もありません。
「なぜ引き留めないんですか?仲間として冷たくないですか?」と批判されたこともあります。
それはなにも、僕が感情を失ったドライ人間というわけではないんです。
超さみしいです。
誰ともお別れしたくないのが本音です。
でも、あなたの人生は1回しかありません。
大切な人生決定に対して勝手なことを言える権利は僕にはありません。
いや、そんな権利は誰にもありません。
自分の人生は自分で決めるべきです。
みんなそれぞれ、より充実した人生を送っていってほしい。
クサカクより楽しいところがあるなら、そこで楽しめばいい。
クサカクは、今後も”ゆるく楽しいクサカク”を追究して進化を続けます。
それを「お、おもしろいことしてんな、仲間に入れてよ!」と思ってくれる人だけが一緒になって盛り上げていってほしいです。
もし合わないなら、無理して人生の質を下げてしまうことを避け、「前向きにお別れをする」という考え方も必要かもしれません。
間違っても、「草野球するならクサカク一択!クサカク以外はどこも全然楽しくねえよ!」とは思ってません。(個人的にはクサカクでしか野球できませんが、誰しもがそうなはずがないと思っています)
多様性の時代です。
例えば、ガチで軟式野球を極めたい人はうちじゃない方がいいでしょう。
もし、特定の人と”だけ”内輪ノリで楽しみたいなら、年間100人ペースで新人が入ってくるクサカクは向いてないんじゃないでしょうか?
大人になっても、派閥みたいな感じの女子中学生的なノリってありますよね。
社会人になって10年くらいですが、これまで見てきた組織の中ではどこでも見かけました。みんな仲良くって意外と難しいんだなと感じます。
初心者も女性プレーヤーも受け入れている以上、体育会系の上下関係とかもうちには合わないですし、ヒリヒリするような真剣勝負はそれほど多くありません。
ちなみに、
”ゆるく楽しく”といつも言っていますが、「だらだらしててよくて、自分勝手に楽しめばいい場所」だと解釈しているならすぐに辞めてください。
”ゆるい”というのは、競技としての野球を追究することの逆を指します。部活ではなくサークルの雰囲気、といえばわかるでしょうか。
そして”楽しく”というのは自分だけが楽しければいいのではなく、”みんなが楽しめるように思いやりをもって参加すること”が大切であり、大人になってもみんなで「楽しいね!」と言い合えることは本当に素晴らしいことだと思っています。
自分が楽しければそれでいいなんて、もはや野球という団体スポーツを趣味に選ぶのは間違っているような気がします。
忘れてはいけないのは、クサカクじゃなくても素敵なチームはたくさんあります。
僕より優れた代表者さんなんて本当にたくさんいます。
むしろ壁谷はポンコツです。ポンコツ代表なのです。
人数が少ないチームでは、「頼む!やめないでくれ!試合が成立しなくなる!」という事例が往々にして発生していますが、これはもう組織として死んでいます。解散するか大きく方向転換する必要があります。この状態ですと、運営していてもしんどいことしかないです。これは創設時に経験してきたので痛いほどわかります。
なので、これまで何年間も、意地でも人数を集め、”辞めにくいチーム”にはならないように頑張ってきました。
辞めたいメンバー、続けたいメンバー、少し距離を置いて温かく見守りたいメンバー、全員の人生を想って、”辞めやすいコミュニティ”でありたいなと思います。
おかしな話に聞こえるかもしれませんが、それが僕なりの、”居やすいコミュニティ”です。
実際、どれだけカッコいいことを言おうとしても、この問題は付きまといます。
情けない話です。
チームをやめてほしい人がいても、僕は言い出すことができません。
ただの個人・壁谷大輝は、他人との衝突を避けて生きています。
気に入らないことがあっても、相手に気持ちをぶつけて変わってもらうなんてことはまずしません。
飲みに行った時、店員さんに注文ミスがあってもなかなか言えないタイプです。
「自分が我慢すればいいか。言いづらいことを言うのにもエネルギーが必要だし、疲れるからやめとこ。」
そんな風に他者と衝突しそうになればうまくはぐらかして、距離感を保って、ぬらりくらりと生きています。
しかし、責任者となるとそうはいきません。
過去、コミュニティの秩序を著しく乱すメンバーに退団を通告したことがありました。
それは、個人・壁谷の言葉ではありません。
クサカク代表責任者・壁谷としての言葉です。
個人・壁谷は言いたくないけど、代表・壁谷は言わないといけない。
個人的には全然仲良くできそうだけど、クサカクとしては辞めてもらった方が良い。
言いたくない、、、嫌だなあ、、、自分から辞めてくれないかなあ、、、
そんな思いを何度もしてきました。
僕以外の人にとってはそんなこと関係なく、個人・壁谷も代表・壁谷も同じ意見だと思っているのでしょうが、「代表っていう立場じゃなかったらあいつとはもっと仲良くできたんだろうなあ」と本気で思っています。何かしらで辞めていった人たちは、そんな人ばかりです。
辞めるより、確実に、辞めてもらう方が難しいです。
例えば、
モテる人に聞くと、告白してフラれるよりも告白されてフる方がしんどいと口をそろえて言います。
社長さんに聞けば、会社を辞めるよりも、社員をクビにする方がしんどいと言います。
草野球チームを去ってもらうのも、例外なく言いにくいです。
もちろん、辞めようと思っている人がなかなか言いにくいのも分かっています。
うまく馴染めずに、チームを何度も辞めている僕にはよく分かります。
両方経験してみないとわからないことなんだろうなあと思っています。
そういった意味でも、
毎年年末に「自分は来年もクサカクで野球やりたいのか?練習やイベントだけ参加するのか?離れたところから応援するのか?それともスパッと辞めるのか?」と、一度考え直す機会を設けることはすごく健全なのではないかなと思ったのです。
どこよりも辞めやすいコミュニティにすることで、みんなの人生決定を後押ししたいです。
付き合い方はひとそれぞれ
辞めるか続けるか、という2択ではないと思っています。
前述しましたが、多様性の時代です。白か黒かではなく、いろんな付き合い方があるはずです。
①来年もクサカクで野球をやりたい!
カベヤの方針に納得いっていて、今後も一緒にクサカクを盛り上げていってくれる人。
自分勝手な人はお断りです。
クサカクメンバー全員が楽しめるにはどうしたらいいのか、壁谷に力を貸してくれる人を歓迎しています。
同志と一緒にもっともっと楽しいことを実現していきたい!
助けてください。
②クサカクを辞めて、別の道を探す!
改めて考え直してみた結果、クサカクではない環境の方が自分の人生が充実するという事であればカベヤはその決断を尊重、応援します。
あなたの個人的な要望に沿って、クサカクの方針を変えることは不可能です。
クサカクは、今後もブレることはありません。
決断の際に大事なのは、所属しているメンバーと気が合うかどうかという事ではありません。
メンバーは変わります。もはや都市部のネットを通じた活動がメインの草野球というのはそういうものだと思っています。
なので、方針が合うかどうかを基準に考えてください。
クサカクとしての方針が合わないなら合うところで楽しむのがオススメです。
③あまり参加できないけど仲間として関わりたい!
遠方に行ってしまった、仕事が忙しい、家族との兼ね合いで参加しにくい、などなど大人の事情が絡んでくるのが草野球。
かくいうカベヤも例外ではなく、うちの素晴らしい奥様が理解者でなければ確実にこんな活動はできておりません。
本当にみんなで感謝しないといけないのはうちの奥さんです。
なので、もし状況が違えば僕はあまり参加できずに「俺って全然参加できてないけどクサカクメンバーなんて名乗ってもいいのだろうか、、、」という気持ちになると思います。
そんなあなたは、安心してほしいです。
クサカクは参加率を全く重視しません。
もちろんたくさん参加してくれる人は大切ですが、たまに来てくれる人も同じく大切なクサカクメンバーです。
・カベヤの方針には納得いっていて
・クサカクの活動を応援してくれていて
・例えあまり参加できなくても仲間として繋がっていてくれる人
を、クサカクは歓迎します。
飲み会だけ来る人も普通にいます。
久しぶりでも全然大丈夫です。むしろ久々に会えたらうれしいです。
なかなか参加できない、という人を責めたことは一度もありません。
仕事や家族やプライベートを大切にしてください。
もし参加が難しくてもクサカクの活動をあたたかく応援してくれるなら、それは立派なクサカクメンバーです。
陰ながら応援してくれる優しいあなた。
もしよろしければずっと名前を残しておいてください。
古参は大事。古参ぶる人はいらない。
ずっとクサカクを支えてくれている人に、すごく感謝しています。
クサカクのためにいつも配慮してくれるメンバーには頭が上がりません。
彼らのおかげで成り立っていることは確実です。
最近では壁谷がグラウンドにいなくても楽しい活動が開催されるようになり、個人的な課題に掲げてきた”みんなに頼る”が達成されつつあります。
しかし、コミュニティというものはどこも「古参ぶる人が崩壊させる」というリスクを孕んでいます。コミュニティが崩壊する時はいつも決まってそうです。
人間は自分のポジションを欲しがるものです。
僕だってそうです。
よその草野球チームにはどうしてもうまくなじめないから自分のコミュニティを作ったという面も少しはあります。
壁谷は会社を辞めて自営業を選ぶくらいですから、集団の中で輝くということが極端に苦手なのです。笑
なので、代表というポジションに甘えさせてもらってます。(代わりに死ぬほどめんどくさいことたくさんやってるから許してね!)
誰でも、自分が居心地が良いポジションを求めていると思います。
それは痛いほど分かるのですが、クサカクでは必要以上に上下関係を作りたくありません。
・在籍年数が長い
・役職に就いている
・野球が上手い
・年上、学歴が上、年収が上
などの理由で、もし偉そうにしたりあからさまな上下関係を作るのであれば、それはとても不快です。
プライベートな趣味の集まりなんです。
一般常識範囲内の、リスペクトを持った人と人のお付き合いをしてほしいです。
自分が野球部でしごかれていた人や、会社できつく当たられている人もいるでしょうが、それはクサカクに持ち込まないでください。
僕が求めるのはただ一つ、平和です。
年上なら普通の敬語、年下を部活や会社の部下のように偉そうに扱うのではなく、一人の人間としてある程度は良識ある付き合い方をしてほしいです。
壁谷が個人的に好きなアドラー心理学では、「人間は人間関係でしか悩まない」と言います。
コミュニケーションが人間最大の課題なら、なるほど道理で難しいわけだ!
なので、1年契約です。
みんな一旦やめて、2020クサカクメンバーは解散。
2021クサカクメンバーとして再出発!こうすれば一応、全員新人です。(笑)
転勤や引っ越しなどいろいろな事情で常に出入りの激しいクサカクだからこそ、うってつけの制度だと思っています。
一度も参加したことがない人が増えてきた
そういえば、BANDに招待して参加はしたものの一度も体験参加することなくそのままになっている人もいますよね。
かなりの人数になっていると思われますので、1年に一度整理する必要もあると思います。
都合がつかなかった、なんとなく行きづらかった、コロナ的に行けなかった、など色々とあるのでしょう。
せっかく勇気を出してご応募くださったのですから、1回も参加することなく辞めてしまうのはもったいないかもしれません。
再度入部希望の問い合わせを下されば対応させていただきますので、お気軽にどうぞ!
ご理解いただけましたか?
そういった理由で、この制度を取り入れて毎年末に改めて「自分の人生にとってこのままクサカクに所属していくのがベストなのか?」を考え直す機会にしていただきたいと思います。
くれぐれも誤解のないようにと長々と説明させていただきましたが、これだけ文字を連ねても正直、不安は残ります。
理解してもらえない場合もあるでしょうし、今までもそうでした。どんな決断をしても、必ず誰かに批判されてきました。
でも、草野球チーム運営という特殊な世界では、現状維持をしようとすれば衰退すると思っています。
みんながハッピーになる方法を常に考えて、やれることはどんどんやっていきます。
「愛をもって、全員退団とします」ということだけは伝えたいです。
どうか、想いをくみ取っていただければ幸いです。
全員辞めちゃったらどうしようかな。(笑)
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